学園ダイヤリー

2015.03.31

送別会

3月31日に送別会が開かれました。
約30年間勤めた職員2人に、利用者さんがお手製の首飾りを掛けて別れを惜しみました。

学園の退職者は、この2人を含め計5人です。
定年や転職のほか、高齢で退く送迎パートさんたち。
利用者に寄り添い、支援に励んで来た人ばかりです。
「あの人を成人式に連れていった」「入所したときは、小さくてかわいい子だったよね」
利用者さんの顔を見回しながら思い出にひたっていました。

職員だけでなく利用者さん2人も巣立ちます。
Aさんは高等支援学校を卒業して尾道市のグループホームへ。
Bさんは病気が重くなり、呉市の施設に移ります。
がんばってください。

学園を去られる皆さんのこれからの人生が幸多いことを願っています。
 
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2015.03.20

家族会交流会を開催

学園の家族会(松金康治会長)は3月15日に交流会を開き約40人が参加しました。

オープニングは元岡政昭さんのギターに合わせた「上を向いて歩こう」の大合唱。
恒例行事ですが、元気な歌声で爽快になります。

今回はそれに加えて笑顔イベントと題した「健康体操&トーク」があり、盛り上がりました。
講師はコアコンディショニングトレーナーの桝川哲(さとる)さん。
体が持っている力をうまく活用して、どんな動き(スポーツ)にも対応できる体をつくる専門家です。
加齢? のためか硬くなった体を桝川さんの指導通りに動かしてみると、
あら不思議、楽に動かすことができました。
参加者は始終笑顔で、わいわい言いながら楽しい体操の時間を過ごしました。

学園の藤元康之統括園長は「新年度は、グルームホームの充実▽利用者の高齢化対策▽ちゅうげいでユズ皮選別の新事業導入▽社会見学旅行を利用者主体にする。この4つの重点課題に取り組みます」と説明しました。

家族会役員からは、昨秋に開かれた広島県知的障害者福祉大会(尾道市因島)と「全国手をつなぐ育成会連合会」全国大会(松江市)の参加報告がありました。

昼食をとりながらの懇談会では、職員もテーブルに座り、話し合いました。日頃の思いや悩みなどを出し合えて良かったと参加者から言っていただき、うれしくなりました。
今後も家族会活動をよろしくお願いいたします。(家族会副会長・山田慎二)


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2015.03.06

学園創設記念日 47歳になりました

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学園では3月2日に創設記念日の行事がありました。
恒例の「芸南祭」には、広島国際大のアカペラ「ヒューマンハーモニックス」の学生さんたちが来園。
「木綿のハンカチーフ」に始まり、心浮き立つアニメソングまで軽快な音楽を披露していただきました。
車いすの利用者さんも、体を動かしながら手拍子をするなど、会場は盛り上がりました。
終了後には、食堂でお祝いの会を開き、約150人の利用者さんがケーキをいただきました。

午前中の創設記念式では中国新聞社会事業団の渡辺理一郎常務理事が
永年勤続職員3人に表彰状と記念品を手渡しました。
35年勤続が第一成人女子部の松本真寿美さん、藤原真佐子さん。
25年勤続が管理部の久保田美紀さん。
これからもがんばってください。

学園は昭和43年3月に創設され、47歳になりました。
昭和43年は、初代の尾道大橋が開通し、メキシコ五輪が開かれ、川端康成がノーベル文学賞に輝いた年でした。
歌では「帰ってきたヨッパライ」「星影のワルツ」がヒットし、映画「猿の惑星」「2001年宇宙の旅」が公開されました。

歴史を重ねられたのは、地域や保護者のみなさんのおかげと感謝しています。
これからもよろしくお願いします。