ABOUT中国芸南学園について

ごあいさつ

中国芸南学園は、現在、知的障害児・者の「安心と希望の実現」 をビジョンに掲げ、昭和43年の開設以来、半世紀以上にわたり地域社会と共に歩んでまいりました。当学園の母体である中国新聞社会事業団が昭和30年の発足以来、「福祉の原点」に立ち、地域福祉の向上に尽力してきたその揺るぎない精神を私たちは受け継いでおります。

私たちは、子どもから大人まで、利用者一人ひとりのライフステージに応じた生活・活動・就労支援を総合的に展開しています。すべての支援の根底にあるのは、利用者様のQOL(生活の質)向上を第一に考え、エビデンス(科学的根拠)に基づく支援を実践するという強い信念です。

学園が位置する竹原市忠海町は、海と山に囲まれた風光明媚な地であり、地域の皆様の温かいご支援に支えられて今日があります。また、竹原市中心部には子どもたちの活動拠点や相談窓口を設け、地域に密着したきめ細やかなサービス提供を心掛けています。

変化する社会と多様化するニーズに対応するため、私たちは弛まぬ進化を目指し、より質の高い、そして多様なニーズに応えられるサービスを追求し、先進的な挑戦を続けております。特に、人口減少という厳しい課題に直面する中でも、インターネットを通じて世界とつながり、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する最先端の高度な技術を積極的に活用。これにより、生産性向上と高度な支援技術の導入を実現し、より質の高い支援を未来へとつなげています。

これからも、地域と共に歩み、誰もが安心して暮らし、希望を抱ける社会づくりに貢献してまいります。皆様の変わらぬご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

中国新聞社会事業団
理事長

山本一隆

学園理念

1

利用者の
権利擁護

利用者が尊厳をもって、その人らしい自立した生活が送れるように支え、すべての場面で人権に配慮し、可能性を尊重し、生活範囲の拡大に努めます。

2

利用者主体の
サービス

利用者一人ひとりの意思を最大限に尊重し、利用者のニーズを満たすよう努力します。自己選択や自己決定を尊重し、質の高いサービスを提供し、自己実現につながるようにします。

3

地域に開かれた
サービス

施設が福祉サービスの専門機関として在宅の障害者を含めた地域への情報提供、サービス提供を行い、地域福祉向上への役割を果たします。

経営・健康経営戦略

中国芸南学園では「知的障害のある方々とその家族に安心と希望を実現する」というビジョンを実現するために、「経営戦略」「健康経営戦略」「事業・機能戦略」を一体的に進めています。職員一人ひとりの健康と働きがいを土台に、高品質な支援サービスを提供することを目指しています。

経営戦略は「高品質な療育・介護支援を通して利用者の生活を守り、QOLを高める」というミッションのもとに策定されています。支援の質の向上や人材が力を発揮できる組織づくり、ICT・AIの活用による業務改善を推進しています。
そして、その土台となるのが健康経営です。職員の健康を守ることは、経営課題の解決やサービスの質の向上につながります。ストレスチェックや健康診断、職場環境の改善などを通じて、安心して働ける職場づくりを進めています。

中国芸南学園 概要

法人名
社会福祉法人中国新聞社会事業団
代表者
理事長 山本 一隆
事業内容
知的障害児・者支援
職員数
156名(令和7年4月1日現在)
※非正規職員含む
決算報告書
決算情報は中国新聞社会事業団ホームページで公開しています
創立
1968年3月
所在地
〒729-2317 
竹原市忠海東町2丁目10番1号
TEL: 0846-26-0310

中国芸南学園のあゆみ

1968

 3月知的障害児施設 「中国芸南学園」創設(定員30名)

1969

 4月定員変更 中国芸南学園(定員80名)

1975

 4月知的障害者更生施設「中国芸南寮」開設(定員30名)

1980

 4月定員変更 中国芸南学園(定員55名) 中国芸南寮(定員55名)

1982

 4月名称変更 中国芸南学園を中国芸南学園児童部 中国芸南寮を中国芸南学園成人部

1992

10月グループホーム「うきしろ荘」開設

1993

12月中国芸南学園成人部新居住棟完成

1994

 4月定員変更 中国芸南学園児童部(定員30名) 中国芸南学園成人部(定員80名)

 4月グループホーム「かぐや姫」開設

1995

 4月「中国芸南学園共同作業所」開設

2001

10月グループホーム「ただのうみ」開設

2002

 4月相談支援事業所「地域支援センターまいらいふ」開設

10月広島県障害児(者)地域療育等支援事業実施(現広島県児童発達支援センター等機能強化事業)

2003

 9月中枢棟完成

10月知的障害者更生施設「中国芸南学園第二成人部」開設
名称・定員変更 中国芸南学園児童部(定員10名) 
中国芸南学園第一成人部(定員70名)  中国芸南学園第二成人部(定員30名)

2004

 3月中国芸南学園共同作業所 廃止

 4月通所授産施設「ちゅうげい」 開設(定員20名)

 4月グループホーム「くろたき」 開設

2005

 4月グループホーム「かむらざき」 開設

2006

10月竹原市委託相談支援事業受託

2008

 4月定員変更 中国芸南学園第一成人部 (定員65名)

 4月通所授産施設「ちゅうげい」廃止 障害福祉サービス事業所「ちゅうげい」開設(定員40名)

 4月グループホーム「床浦」 開設

 4月定員変更 中国芸南学園第一成人部 (定員63名)

2009

 4月定員変更 中国芸南学園第一成人部 (定員60名)

 4月中国芸南学園第二成人部 障害者支援施設へ移行

2010

 4月中国芸南学園第一成人部 障害者支援施設へ移行

 4月グループホーム「すなめり荘」 開設

2012

 6月障害児通所支援事業所「デイサービスひろば」開設(定員20名)

2013

 8月障害児通所支援事業所「デイサービスひろば」 相談支援事業所「地域支援センターまいらいふ」竹原市駅前に移転

2016

 3月グループホーム「すなめり荘」廃止

 4月グループホーム「うきしろ荘」住宅新築

2017

 9月「デイサービスひろば」「地域支援センターまいらいふ」竹原市新開地区に移転

12月中国芸南学園第一成人部棟 全面改修

2018

 2月新児童棟完成

 4月定員変更 中国芸南学園第二成人部(定員40名)

2020

 1月グループホーム「くろたき」住宅新築

2021

 2月グループホーム「かぐや姫」・グループホーム「ただのうみ」住宅新築

 2月グループホーム「床浦」廃止

2024

 4月竹原市児童発達支援センター等機能強化事業(たけっこひろば)受託